うちの妻は、現在、妊娠8ヶ月(29週6日:出産予定日まで71日)
妻の足を引っ張ることのないよう、父親向け育児雑誌、育児本を読みながら、せっせせっせと勉強しとります。
そして父になる。
父親向け育児雑誌:FQ JAPAN
FQ JAPAN(エフキュージャパン)
出版社:アクセスインターナショナル
発行間隔:季刊
発売日:3,6,9,12月の1日
1冊定価:[紙版]550円 [デジタル版]550円
「FQ JAPAN」は、東京都渋谷区の株式会社アクセスインターナショナルが2006年10月から発行している父親向け育児雑誌です。
3月、6月、9月、12月、3ヵ月に1冊、年4回のペースで発行されています。
紙版、デジタル版、ともに1冊550円。
1年(4冊)の定期購読にすると、年間1,100円で購入することができ(1冊あたり275円)、デジタル版の2006年12月号以降のバックナンバーを全て読むことができるので、日頃、iPadなどで電子書籍を読みなれている方にとっては、超絶お得です。
たとえば、2020年3月号には「はじめての育児でありがちなミス」という記事があり
・赤ちゃんの爪を大人用の爪切りで切ること
・ベビーグッズの買い過ぎ
・赤ちゃんが眠っている間の夜更かし
・赤ちゃんの泣き声に対する不適切な反応
・家をキレイに保とうと頑張りすぎること
といった具合で、よくある失敗が書かれていて、育児経験のない僕にとっては、とても参考になる内容でした。
赤ちゃんが眠っている間の夜更かし
違和感を覚えるかもしれないが、赤ちゃんを寝かしつけた後は、あまり夜更かししない方がいい。「赤ちゃんが寝ている間は他の作業に取り組むチャンス」と考えるかもしれないが、親の疲労困憊に繋がりやすい。赤ちゃんの睡眠は不安定なので、あなたが睡眠以外の活動で浪費してしまうと、全く眠れないという事態に陥ることもしばしばある。
FQ JAPAN 2020/03号より抜粋
父親向けというわけではないが育児雑誌といえば「たまごクラブ」「ひよこクラブ」
こちらは父親向けではないのですが、育児雑誌と言えば株式会社ベネッセコーポレーションが発行している「たまごクラブ」「ひよこクラブ」が有名です。
妊娠中が「たまごクラブ」、生まれたら「ひよこクラブ」というように内容が分かれていますので、今、僕は一生懸命、たまごクラブを読んでます。
僕は、仕事柄、いろんな雑誌を読む必要があるので、「dマガジン」という月額400円で様々な雑誌を読むことができるサービスを申し込んでいますが、dマガジンでも「たまごクラブ」を読むことができます。
たまごクラブ2020年5月号のテーマは「パパと一緒に親になる!」
「陣痛~分娩まで”立ち会い出産”全記録」といった父親目線の体験談記事なども掲載されていたので、これから子供が生まれてくる僕にとっては、とても参考になる内容でした。
父親向け育児本:新しいパパの働き方
書店では、「働き方」に関する書籍が所狭しと並んでいます。参考になるものもたくさんあります。しかし、その多くは「働く個人」だけにスポットを当てて書かれているようにも感じます。(中略)そんな疑問から、本書ではこれまでの「働き方」の本とは違う切り口にチャレンジすることにしました。
「新しいパパの働き方」(著:NPO法人ファザーリング・ジャパン)より引用
実際、僕がそうなのですが、これから子供が生まれてくる男性にとって、最大の関心ごとは「生活のスタイルがどう変化するか?」ということではないでしょうか?
これまでは夫婦2人での生活だったのが、赤ちゃんが生まれてくることで3人での生活となり、これまで通りでは立ち行かなくなることが数多く出てきます。
生活のスタイルが変わるということは、当然、仕事のスタイルも変わってくるわけで、そんなことを思いながら、僕はこの本を手に取りました。
OSを変えよう!~背中では伝わらない
ファザーリング・ジャパンでは、「パパになったらOSを入れ替えよう!」と呼びかけています。OSとはパソコンのオペレーションシステムのことです。例えば古いバージョンのWindowsに新しいソフトを入れてもうまく稼働しないのと同じように、昔ながらの父親像で振舞っていると、家庭が「フリーズ」することがあります。
かつて昭和時代の父親は、家族を養うために給料を稼ぐことが期待され、仕事に没頭して家庭を顧みなくても許されていたところがありました。高度経済成長期を支えた父親たちは、会社に滅私奉公して働き、たまの休日に家族サービスを勤しむことで家族の尊厳を得ることができました。家族のために仕事で頑張っている背中を見せるのが、かつての父親OSでした。
しかし今は、パパの家族に対する愛情や努力している姿が、背中では伝わりにくい時代。新しいOSでは、パパも絵本を読み、寝かしつけをし、オムツを替えます。うんちのオムツ替えも嫌がりません。赤ちゃんの夜泣きにも反応します。家庭内のチームプレーに消極的な姿勢を見せていると、妻から戦力外通告を受けてしまうのが、イマドキのパパの子育て事情なのです。
「新しいパパの働き方」(著:NPO法人ファザーリング・ジャパン)より引用
せ、せ、戦力外通告・・・
プロ野球が大好きな僕にとって、これほどまでに恐ろしい言葉はありません。
家をクビになったら、どこへ行けばよいのでしょうか。
アタマの中のOSも、昭和型から令和型にアップグレードして、日々、精進を続けたいと思う所存です。