せちがらい世の中になったものです。
一生懸命努力してるのに、「努力なんかに価値はない」と言われちゃうんですから(笑)
かといえば、「どんな天才でも、やっぱり努力しないと消えます」という人もいるので、まさに、努力すんのかい、せんのかい、な感じの”カオス”な世の中です。
さて、お友達をいじるのはこれくらいにして(許してね、ごめんちゃい・笑)
最近、お友達が「努力」についてメルマガでいいこと書いてたんで、僕も「努力」について書いてみようかなと。そう思った次第です。
まぁ、こんなこと言うと怒られちゃうかもしれませんけど、僕は大金持ちの諸先輩方のように大成功はしていませんが、社会的にはそこそこうまいことやってるほうだと思います。
ビジネスにしても、そこそこ人に話せるような結果は残してますし、本も5冊出してます。
で、お前は努力してるのか?と言われると、僕は努力してるつもりは全くありません。
まぁ、他人から見れば、「いやいや、めちゃめちゃ努力してますやん」って言われるかもしれませんが、僕自身は努力することが嫌いなので、人から「努力家」って言われると「ひゃっほー」と喜びます。
最高ですよね、本人はまったく努力してるつもりがないのに、人からは「努力家」って褒められるんですから。
では、僕は努力もせずに、毎日、何をしてるのか?
それは「工夫」です。
「努力なんかしなくていいから、工夫をしなさい」
これ、僕が20代の頃、新卒で入った会社の上司から言われた言葉です。
新卒で売れない営業マンだった当時の僕は、上司から怒られると反射的に「来月はもっと努力します」と言ってました。
だって、努力を積み重ねないと営業成績は上がらないと思ってましたから。
でも、そんなとき上司から「努力なんかせんでええから、工夫をせんか、バカたれ!」と言われ目が覚めたというか、使う言葉も変えるようになりました。
「来月はもっと努力します!」と言うと「努力はいいから結果を出せ!」と怒られますが、「来月はもっと工夫します!」と言うと「お、おぉ、頑張って結果出せよ」と、ほんの少しだけ上司の怒りがおさまります(笑)
コツコツと努力を積み重ねることができる人って、ほんと素晴らしいと思うのですが、見方を変えると、何の工夫もなく同じことをただ繰り返してるだけだったりもするんですよね。
僕の昔の上司は、それを教えたかったんだと思います。
何の工夫もなく同じことをただ繰り返してるだけの努力だったら、そんなものには意味はない。だったら努力なんかせずに、日々、工夫をしなさい。
たぶん、そういうことじゃないかなと思います。
今となってわかることは、何かを成し遂げようと思えば、必要なのは「努力」ではなく、「工夫」と「運」だと思います。
毎日、工夫して生きてれば、そのうち運もつかめると思います。
また、毎日努力してると言っても、特に変化がない限り、なかなか他の人には認めてもらえません。なぜなら、変化が無ければ、他人には伝わりにくいからです。
でも、毎日何かしら工夫していれば、そこには変化が生まれます。そうすると、他人から見ても「あ、努力してるんだな」と認めてもらえることにもつながるわけです。(結果はどうであれ、まずは工夫してる姿を認めてもらえます。)
実際、僕が日頃お世話になっている、ビジネスで大成功している先輩方に「努力しましたか?」って聞くと、みんな「努力なんかしてないよ、そもそも努力なんか嫌いやし」って答えます。
でも、言葉を変えて「工夫しましたか?」って聞くと、「当たり前やないか、いろいろ工夫しとるわ」って、みんな答えます。
何の変化もない努力よりも、変化を伴う工夫のほうが大事。たぶん、そういうことなんだろうと思います。
でも、「日々、工夫する」というのも言ってみれば「努力」ですよね?
そう言われると、返す言葉がございません(笑)
あとは勝手にあなたなりに考えてみてください。
マタ、マルナゲカヨΣ(゚Д゚)