昨日の昼、妻がメルカリで、初めて不用品を出品しました。
そして、その日の夜に、ひとつ売れました。
我が家の物販ビジネスの幕開けです(笑)
売れたのは「まんがでわかる7つの習慣 Plus」という自己啓発本。
妻よ、そんな本を読んでいたんだね。どおりで人間できてるわけだ。
と、それはさておき。
この本は、新品で買うと1,100円
妻は、それを590円で出品。
メルカリの販売手数料が10%引かれて531円。
配送料は175円だったので、最終的には356円が妻の手元に残りました。
とりあえずやってみる。仕事もビジネスもそれが一番大事。
今回の出来事を通じて、僕は「とりあえずやってみること」の重要性を再確認しました。
というのも、もともと妻は片付けがしたかっただけで、それを横で見ていた僕が「とりあえず、メルカリに出品してみたらいいんじゃない?」と口を挟んだのがキッカケだったからです。
その時点で妻は、メルカリに出品などしたことがありません。
また、妻はヤフオクなどのオークションサイトにも出品したことがないので、「本って、いくらくらいで売ったらいいの?」と値付けもわからないようでした。
それでも2時間後には、30冊の不要な本をメルカリに出品。
値付けに関しては、出品時にメルカリのシステムが自動的に提案してくれたようです。すごいですね、メルカリ。
そして8時間後に、めでたく1冊売れた。
とりあえずやってみて、よかったね。そのように僕は、妻にねぎらいの言葉をかけました。
おぼえてからやるか、やりながらおぼえるか
仕事やビジネスに取り組んでいると、2種類の人間がいることに気づきます。
俺か、俺以外か。
ではなくて、おぼえてからやる人、やりながらおぼえる人、この2種類です。
もちろん、人それぞれ個性がありますので、どちらがよいという話でもないのですが、結果が出るのが早いのは「やりながらおぼえる人」です。
その日の夜、妻は、僕にこう言いました。
「売れたんだけど、相手の住所がわからないんだよねー、どうやって送ったらいいんだろ?」
メルカリには、出品・購入者共に互いの個人情報が伏せられる配送方法として「匿名配送」という仕組みがあります。
メルカリ経験者の方からすれば、「そんなことも知らずに出品したの?」と言われそうな初歩的なことですが、それでも売れるのですから、やりながらおぼえればすむ話です。
とりあえずやってみる。すぐやる!
「できる人」だけが知っている「脳の賢い使い方」
「すぐやる」ためには、受け身ではなく、能動的なシステムを活用しなければいけません。そのために有効なのが、「フィードフォワード」。目的を達成するためにどうあるべきかを予測して行動を決めるシステムです。
たとえば、「領収書を保管するために紙を貼る」という作業をしているとしましょう。
すばやく済ませたいと思っている人は、多少、列がゆがんでいたり順番が間違っていても、構わず作業を進めます。
一方で、整然と貼りたいと思っている人は、時間がかかっても順番を整え、列をそろえて貼ります。
「どうしたいか」によって、作業の様子が変わる。それは、脳が目的に合わせて結果を予測して行動しているからです。
自分はそもそも何のために行動しているのか、どこへ向かおうとしているのか。それを定めて、そのためには体にどんな指令をすればよいかを決める。そして指令する。このしくみが、「フィードフォワード」です。
「すぐやる!行動力を高める“科学的な”方法」菅原洋平 (著)より引用
そもそも何のために行動しているのか?
先ほどのメルカリの例でいえば、不用品を売って収入を得るためです。
決して、やり方を覚えることが目的ではありません。
何が「目的」なのか?
それを見定めたうえで「どうあるべきか」を予測して行動を決める。
仕事やビジネスで早く結果を出すうえでも、とても大事なことだと言えるでしょう。
しかし、メルカリは簡単でいいですね。
売れた商品をファミマに持って行き、店内のFamiポートから申込券を出力、それをレジに持って行けば、店員さんが伝票を出してくれるので、それを商品に貼れば配送手続き完了。
発送先の宛名書きなど全くしなくてよいのが、面倒くさくなくてgoodです。
とりあえずやってみる。そしたら、また売れた。
今日になり、うちの妻のメルカリから、また本が売れたようです。
今度は、4000円くらいの本を、2,370円で出品したらしく、それが2,200円で売れたとのこと。
もともと捨てるはずだった本が、とりあえずメルカリに出品したおかげで、それを欲しいと思う人のところに届き、その対価として妻のもとにお金が入る。
考えてみたら、すごいことですね(^^)